iCone mini and iCone classic 熱量計
ISO 5660; ASTM E1354; ASTM E1474; ASTM E1740; ASTM F1550; ASTM D6113; CAN ULC 135; BS 476 Part 15
コーン熱量計(ISO 5660; ASTM E1354)は、火災試験での最上位のベンチスケール計装です。
FTT iCone 熱量計は、既存のすべての標準規格(XXXを含む)に適合する設計となっています。(ISO 5660, ASTM E1354, ASTM E1474, ASTM E1740, ASTM F1550, ASTM D6113, CAN ULC 135 and BS 476 Part 15)
iCone 熱量計は、iシリーズと呼ばれる、FTTの新しい対話型熱量計製品群で最初の製品です。世界で最も高度で、信頼性に優れ、見やすく使いやすいコーン熱量計として、最新技術によるコントロールとオートメーションを特色とします。iCone は2013年にリリースされました。現在iCone シリーズは、2つのセミオートマチック・モデルが加わっています。- 個別ガス分析ラックを特色とするiCone mini、および計装メインフレームにマウントされた固定ガス分析コンソールを特色とするiCone classicです。これらはそれぞれ、FTTの旧デュアルコーンと旧スタンダードコーンに代わる製品です。iConeでは、火災モデルとガラス防護スクリーンがさらに改良されています。このアップグレード・バージョンは製品群内で最も高度なモデルであり、 iCone²⁺ と呼ばれます。iConeシリーズは、熱量測定でオートメーションの新しい地平を開き、またこれまでとは異なる予算レベルで利用可能となっています。
iCone miniおよび iCone classic の完全システムは次から成ります:
- 温度調節器
- 電動熱シールド
- 火花点火器
- 標本ホルダー
- 標本スペーサー
- 耐熱性ガラス防護スクリーン
- ロードセル
- ガス採取
- 燃焼ガス分析
- 煙による視界低下測定
- 排気系統
- 熱流計
- 測定バーナー
- データ収集
- ConeCalcソフトウェア -英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語および日本語を含む多言語で利用可能です。ユーザー・インターフェースは、Windowsベースのシステムで、 「見やすく使いやすい」押しボタン操作と、標準Windowsデータ入力欄、ドロップダウンセレクター、チェックボックス、以下の機能のスイッチを含みます:
• 計装コントロールおよび計装ステータス表示
•ガス分析器の較正および較正結果の保存
•マスフローコントローラーを使用するCファクター測定
•プール火災(エタノール)ルーチンによるCファクター測定
•テスト中に生成されたデータの収集
•必要なパラメーターの計算
•ISO 5660-1およびASTM E1354に従った方法による結果表示
•計算データをCSVでスプレッドシートに迅速にエクスポート(カンマ区切り変数)
FTT iCone miniとiCone classic の独自の機能:
- 遠隔コーンアセンブリ位置決め制御により、テスト前、テスト中のヒーター標本の表面の分離を調整。標本の熱膨張や曲げ試験を促進することができます。
- - プログラム可能な熱流束被曝。10件までの連続熱流束のランピングまたはホールディング過程をプログラムできます。
- テストの前に標本を熱との接触から保護する電動熱シールド
- 標本の燃焼ガスに点火する火花点火器の電動ポジショニングとコントロール
- ConeCalcソフトウェアによる自動/セミオート/マニュアル測定
0.01gのロードセル解像度、8.2kgまでのロードキャパシティ(ザルトリウスセル)
独立テーブルにロードセルをマウントし、吸出扇風機からの振動を防止 - 火災モデル保護警報装置
- FTTによる計装オンライン・サポートおよびリモート・コントロール(インターネット接続システム向け)
- 発熱率の非常に低い標本のテストで使用する、より大きなコーン型火災モデル(オプション)150mm×150mmの標本を、全表面に関して均等な熱流束に曝露
- オプションとして完全統合FTIRガス分析システム、加熱サンプリング・モジュール、加熱ライン/探針およびPLCコントローラー付き
オプション:
- 二酸化炭素および一酸化炭素 - NDIRガス濃度計もオプションで利用可能。
- 塩化水素 - 加熱供給ラインとガス濃度計
- 調節雰囲気アタッチメント - 低酸素サンプル分析向け
- FTIR毒性試験システム

